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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第1章  更なる贖罪の褥・・・
  


 兄の行動に思考が追いつかない。


「どうしてそう思う?」

      ここ
「だって・・・地下室が私の部屋だって、言ったでしょ?」


「あぁ、そうだったな。でも、枷も要るんだよ。」


 心底怯えた青ざめた表情を見下ろして淡々と告げる。


「さぁ、始めようか・・・本当に。」


「どう、して・・・」


 なにもかもが判らない。


「〝どうして〟・・・か。今は、判らなくてもこれから起こる全てを覚えておけ。」


「ん゛・・・っ。」


 再びノドを押さえられる。


「お前の〝贖罪〟。毎日俺に償え。」


「な、にを・・・?」


 涙が自然と零れた。


「脚を開け。」


「っ!!?」


 立て膝の間に滑り込まれた身体に今更ながらに気が付いた。硬い牡がショーツの上から秘部に当てられていた。


「急には・・・っ、無理っ!」


 行為を悟り抵抗を試みて・・・・・・


  
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