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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第21章  権力者の闇の宴
  


「っ、はあー・・・」


「あっ、あぁ・・・」


 兄の牡がビクビクと震えて蜜を吐き出してもなおナカで跳ねている。それに身体が反応してピクピクと震える。


「っ・・・」


 ゆっくりと蜜壺から牡を引き抜く。蜜壺と牡が蜜が糸を引き卑猥だった。吐き出したばかりの牡が言うことを訊かない。

 ぐちゅ ぬちゅ

 兄の指が蕾に滑り込む。


「月良・・・もう、1回。」


 無抵抗な肌に触れる。


「旦那さまっ、!本当に遅刻致しますよ!!」


 中でなにが行われているかなど言わずもがなだが約束の時間に遅れてしまう。少女にドレスを着付けて化粧を施し髪を整えなくては、ならない。
 時間などいくらあっても女の支度は、足りないものだ。


「奈音、少し黙ってろ!!」


「いいえ。支度に時間が掛かります。旦那さまがいつまでも月良さまを寝かせないからですよ!!」


  
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