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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第22章  最初の腕<カイナ>へ・・・
  


 質問の趣旨を解していない男の孤独で哀れな心に触れて涙が出た。


「私を抱いたらあなたは、満たされるんですか?いったい〝なにが〟満たされるんですか?」


「そうですねぇ・・・なんでしょうか。でも、あなたを抱けばきっと判ります。
 モヤモヤが晴れるって気がするので。それにあなたが私の元に居た頃は、調子がよかったですから。」


「・・・そう、ですか。」


 結局〝なにか〟は、判らず教えてももらえずただ男の捌け口になるのだと言うことがハッキリしただけの下らない確認行為だった。


「ドレスは、脱いでしまいましょう。」


「自分で脱げます。」


 拒絶などなにも解決にならいことが身に染みているので素直に流れに身を任せるだけだ。ドレスを脱いで床に置き下着も外す。


「さぁ、月良。覚えていますか?」


 ソファーに座り手を差し出してくる。望まれていることは、理解している。


  
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