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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第33章 魔の手の中へ・・・
「っ、イキますッ!!」
ドクンッ ドクドクッ 熱い蜜が蜜壺のナカに吐き出された。
「ぁ、あ━━━━・・・」
握り締めていた手の力が抜ける。身体の力は、抜けていくのに腰は、跳ねている。
「おやおや・・・お漏らしですか?」
「うぅ・・・ううぅ・・・・・・」
「ああ、泣かないで下さい。いま、綺麗にしてあげますから。」
ずいぶんと機嫌のよさそうな声が朦朧とする意識のなかで耳に届いてた。
「椥さま。お風呂の用意が出来ました。」
「そうですか。では・・・お風呂は、彼方に任せます。」
「宜しいのですか?」
「ええ。私は、下のシャワーを使います。そろそろ恵見も来るでしょうから。」
「そうですか。」
「では、あとのことをお願いしますね。」
「畏まりました。」
男が出て行くのが判る。