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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第33章  魔の手の中へ・・・
  


「さぁ、月良さま・・・」


 ギシッとベッドが軋む音の後で執事が来たのだと判った。


「お風呂の準備が整いましたので参りましょうか。」


「もう、む・・・り・・・・・・」


 身体は、限界で動けないし〝風呂〟と言う場所が安息の場でもないことを理解していて素直になれない。


「大丈夫です。私が全部致しますので。」


「あ・・・っ」


 軽々と身体を抱き上げられてベッドを降りた。
 余韻で身体は、フワフワしていた。


 》 *


「奈音っ!!」


「お帰りなさいませ、旦那さま。」


 血相を変えて主が帰ってきた。それは、当然だろう。


「いったい、どう言うことだっ!!」


「私にもなにがなんだか・・・」


 ハッキリと説明出来れば良かったのだが・・・出来ない。地下室で鎖に繋いでいた少女が行方をくらましたのだ。


  
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