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第6章 　妹の･･･罪

　　


「お前が俺のモノを奪ったからだ。だから、償ってもらう。」


「･･･〝奪った〟？？」


　兄の言った言葉の本質を理解出来ない。


　ズチュ、ン゛ッ！！


「ア゛、カハッ･･････」

　　　　　　　　　 コ　　レ
「そぉう、だから･･･抱かれるのは、仕方ないんだよ･･･月良。」


　一気に牡を挿し戻す。


「あれ･･･軽く、イッてるか？」


　唇を噛みしめてブルッと奮えているのに気が付いた。


「よしよし。このまま〝俺がイイ〟って身体に教え込んでやるからな。」


「あっ、やぁあ･･･
（しないで･･･これ以上しないでっ、苦しい･･･気持ちよくて、苦し･･････）」


　手を握り締め唇を噛み締めて兄の律動に耐えるしかない。


「イケ、月良。」


「っ、ふぅ･･･」


　快楽の高波に晒されながらも寸でのところで耐えていた。