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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第10章  償いという性行為
  


 唇が放れた隙に懇願する。


「あらあら。どうしたの?」


「・・・お、腹・・・・・・痛いの。」


 泣きながら訴える。


「そうだったわね。でも、もう少し・・・・・・」


 唇を覆うように奪って小さな舌や歯をなぞり堪能する。


「はっ、・・・ん。」


「(可愛い。)」


 牡を抜かずに少女の痙攣を楽しむ。


「おいおい、随分とお楽しみだなぁ月良。」


「っ!!?」


 家政夫のキスを受けながら耳に入ってきた声にハッとした。


「っん・・・あら、お早いお帰りですね旦那さま。」


 少女の唇を解放して主に挨拶をする。


「全く。〝シテいい〟とは、言ったが・・・・・・」


 妹の姿と牡を挿れたままの家政夫を見てため息をつく。


「すみません、旦那さま。でも、月良さまが悪いのよ。」


「え・・・?」


「可愛い顔でねだるから。」


  
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