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空洞
第2章 相田 樹(あいた いつき)

樹がコンビニ袋を受け取ると、
「正太、バイトでトラブルがあったみたいで、かなり遅くなるみたい。」そう言いながら部屋に上がり込んだ。
「あのさ、正太まだだし、いっ君一緒に飲もう!」
そして夏美は、テーブルの勉強道具を重ねて手早く片付けると、おつまみやらお菓子をテーブルのいっぱいに広げた。
樹は、唖然としながらも、仕方ないので夏美と飲み始めた。
夏美はよく笑う。子供の頃の話、大学の話、バイトの話、とにかくよく喋る。
樹も夏美の声を聞きながら、いつのまにかリラックスして笑っていた。
「いっ君、この前…私と正太のこと覗いてたでしょ?」
夏美のいきなり言われ、不意打ちをくらい樹はうつむいた。
「うふふ…ごめんね。いじわる言ってる訳じゃないの。」
夏美は、樹の手の掴むと自分の胸に押し当てた。
いつも想像していた人が目の前にいて…
「正太、バイトでトラブルがあったみたいで、かなり遅くなるみたい。」そう言いながら部屋に上がり込んだ。
「あのさ、正太まだだし、いっ君一緒に飲もう!」
そして夏美は、テーブルの勉強道具を重ねて手早く片付けると、おつまみやらお菓子をテーブルのいっぱいに広げた。
樹は、唖然としながらも、仕方ないので夏美と飲み始めた。
夏美はよく笑う。子供の頃の話、大学の話、バイトの話、とにかくよく喋る。
樹も夏美の声を聞きながら、いつのまにかリラックスして笑っていた。
「いっ君、この前…私と正太のこと覗いてたでしょ?」
夏美のいきなり言われ、不意打ちをくらい樹はうつむいた。
「うふふ…ごめんね。いじわる言ってる訳じゃないの。」
夏美は、樹の手の掴むと自分の胸に押し当てた。
いつも想像していた人が目の前にいて…

