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空洞
第2章 相田 樹(あいた いつき)

「はい、部長のお陰で…本当に助かりました。」
渚の身体が小刻みに震えてる様に見える。
「無理するな、大丈夫には見えないぞ。」
樹は、渚の頭を優しくポンとした。
顔を上げた渚の瞳は、レンズ越しに涙目になっていた。
「もうちょっとだけ一緒にいて欲しいです…」
渚は上目遣いで樹を見つめ、ギュっとワイシャツを掴んだ。
あまり渚の顔をマジマジ見た事はなかったけど、なかなか可愛い顔をしている。
「…若瀬。」
「そんなに困った顔しないで下さい。
もう大丈夫です。明日から頑張りますから。」
渚は、エレベーターに向かって歩き出した。
「何かあったら、連絡しろよ。」
「はい、部長お休みなさい。」
渚が先にエレベーターを降りた。
渚の身体が小刻みに震えてる様に見える。
「無理するな、大丈夫には見えないぞ。」
樹は、渚の頭を優しくポンとした。
顔を上げた渚の瞳は、レンズ越しに涙目になっていた。
「もうちょっとだけ一緒にいて欲しいです…」
渚は上目遣いで樹を見つめ、ギュっとワイシャツを掴んだ。
あまり渚の顔をマジマジ見た事はなかったけど、なかなか可愛い顔をしている。
「…若瀬。」
「そんなに困った顔しないで下さい。
もう大丈夫です。明日から頑張りますから。」
渚は、エレベーターに向かって歩き出した。
「何かあったら、連絡しろよ。」
「はい、部長お休みなさい。」
渚が先にエレベーターを降りた。

