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第4章 花奏-second

「あの…実はパーティ用のメニューを教えて頂きたくて。
相田さん、いつも手際良いじゃないですか？」

ケイちゃんが、そんな風に見ていたことがびっくりだった。

「ケイちゃん、花奏でいいよ。私もケイちゃんって呼んでるし。
パーティーメニュー？私で良ければ一緒に考えてあげるから。」
「ありがとうございます！じゃ、花奏さんで。」

ケイちゃんは、顔をくしゃくしゃにしてニコニコした。
その表情は、なんだかあどけなくて、とっても可愛い。

きっと彼女のバースデーとかで作るのかな？
ケイちゃんみたいな人は、彼女を大事にしそうだな…

ケイちゃんは、どんな顔でアレをするんだろう…想像をしかけて慌てて打ち消した。