『金曜日』第17章「翔大さんの決意」 121ページ - 無料で読める大人のケータイ官能小説

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金曜日
第17章 翔大さんの決意



「私達が納得できなかった場合は、あかりを諦めるのかね?翔大君」



私が嬉しくてウルウルしてるっていうのに、パパはなんてこと言うの?


「パパ!そんなこと言うなら、もう帰ってこないから!」



私が叫ぶと



『諦めません、必ずよい解決策をお持ちします。』



翔大さんが静かにでもはっきり言い切る



パパは



「そうかー」



と、ひとりで頷き、そしてユリアさんを見て



「うん、良し、合格だな?」



って、じぃじとばぁばに目配せをして



「早速、久坂さんに連絡しなきゃ♥」



って、ママがパパにウインクを飛ばす



「???」
『???』



興奮状態の私の肩を抱いている翔大さんも?顔



ママがスマホ片手にどこかへ電話をかけている



そして、甲高い声で



「もしもしー!久坂さーん?佐藤でーす!来たわよ?本当にいい子ねー?はい、、、はい、、、そうなのよー!大丈夫!そうそう、、、はい、、、主人もいいってー!、、、本当に良かったわ!そう、、、はい、、、ふふふっ、、、こっちは大丈夫よー!、、、えっ?今から?いいわよー!はい、、、はい、、、では、お待ちしてますねー!」



な、なに?なに?



訳がわからない私達が電話を終えたママを見る



「あなたー、今からいらっしゃるって!」



「おう、そうか、」



それだけしか会話なし



意味わかんないけど?



「ママ、久坂さんって、えっ?なに?」



「いらっしゃるって!今から、久坂さん♥」



「えっ?」
『えっ?』



「やだー、一緒に行こうって誘ったのに用事があるっていったくせに、こういう事だったのね?結局来るんじゃない!」



ユリアさんがプリプリ言ってる 



「お食事は済まされてるかしら?聞けばよかったわ。ケーキ食べられるかしらね?みんなもお茶、入れ直すわね♥」



ママがパタパタとキッチンに行ってしまう



そして、じぃじとばぁばは



『私達はもう休ませて頂くよ、翔大君が思った通りの子だとわかったからね、後は任せたよ。』



そう言うと、離れへと戻って行く



私と翔大さんは何が何だか訳がわからないまま



ソファーにちょこんと座って固まっていた







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