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金曜日
第21章 展示会



更衣室に入ると後輩達が口々に



「大城さん、やっぱりカッコいいよねー!」



「うんうん、私達を帰すために気をつかってくれたのかな?」


「さりげなく、じゃない?そういうのがいいんだよね?」



「課長にいわれるがままだったら、まだ帰れてないよね?」


「佐藤先輩もそう思いますよね?」



いきなり私に振られて



「えっ?展示会楽しみだよ?」



なんて、答えになってない返事を返すと、後輩達は一斉に笑い


「佐藤先輩、まじ天然でかわいいー(笑)」



「聞いてました?大城さんがカッコいいって話しですよ!(笑)」


「ホントに同期なのが羨ましいです!(笑)」



「彼女いないのかな?そんな話ししないですか?」



「えーーっ、いるでしょ!いなかったら私が立候補するしー!」


「この前の合コンの彼はどうなったのよ!」



「あはっ?この前の彼ねー、、、」



後輩達は合コンの話しで盛り上がって、翔大さんの話から離れてくれたので


「お先にね?お疲れ様でした!」



「「「お疲れ様でした!」」」



引き留められることもなく、挨拶して解放されてよかったとホッと胸を撫で下ろした。


まだ、知られたくなかったから、私のことも、翔大さんのことも


年明けくらいにはみんなに知らされるであろう、翔大さんの秘密と、私との関係


今の会社が好きだから、できるだけ普通の関係で接していたい


実家が会社経営でご令嬢だなんて、自分から話したくないし


付き合っている人が、親会社の御曹司だなんて、本当に知られたくない


翔大さんのことは大好きだけど、いろいろと詮索されるのは勘弁してほしいっていうのが本音



だから、内緒でって翔大さんにも上野先輩にもお願いしたのだ



私のマンションまであと10分くらいってところでスマホが振動する



翔大さんからの電話だったが



さすがにバスの中で会話はできないので、メッセンジャーアプリでバスの中にいることを伝える



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