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VERTEX
第12章 課題…

「マジかよ。」
「うちで待っててよ。お母さんには言っておく。」
「了解…、昼からなら海岸線に出来たアウトレットにでも行こうか?」
「うん…。」
デートが出来るだけでも良しとしなければならない。
ご飯が終わって涼ちゃんの部屋に行く。
後は涼ちゃんの添い寝で終わり…。
…のはずが最近の涼ちゃんはなかなか眠ってくれない。
加藤さんのスパーリングで涼ちゃんの本来の練習量に足りていないからだ。
お陰で毎回、私のお尻を涼ちゃんの手が這い回る。
「こら!さっさと寝ろ!」
「あー…、ちょっとだけ…。」
キスをして私のスカートの中へと手を入れて来る。
冗談じゃない。
私は明日も学校だ。
「ダメだってば…。」
「寝れないんだよ。」
「明日も学校なんだってば…。」
「わかってる。」
わかってるくせにパンティの中に手を入れて来る。
「わかってない!」
「母さんが下に居るから声は出すな。」
涼ちゃんの手が容赦なく私の股間を撫で始める。
これが始まると涼ちゃんは私がイクまで止めようとはしてくれない。
ここ最近は練習不足のフラストレーション解消にほとんど毎日のように感じさせられている。
「やっ…、涼ちゃん…。」
両手で口を押さえ込む。
「やべ…、やりてー。」
太股に涼ちゃんの股間が当たる。
「それはダメッ!」
「また我慢かよ…。」
これ以上をやる気なら添い寝はしない約束。
「やっぱり理梨と2人で暮らしたい。」
最近の涼ちゃんはそういう事を言う。
短大を出るまではそういう訳にはいかない。
涼ちゃんに変な我慢をさせたくはなくとも必然的に我慢が発生してしまう。

