この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
VERTEX
第18章 2度とお断り…



この心臓の音を聞かれたくないと思う。

だって私は涼ちゃんと…。

ミケが言う通りに私は涼ちゃんしか知らない。

こんな風に涼ちゃん以外の人にお姫様扱いをされるとそれだけでドキドキとしちゃう。


「理梨…。」


ミケの指が私の上唇を撫でる。

ゆっくりとミケの顔が近付いて来る。


「ちょっ…、待って!」


ジタバタとしてミケから逃げようとした。

ソファーに押し倒されてミケが頬にキスをする。


「そんな顔をして待てと言っても、待つ男は居ませんよ。」


ミケがクスクスと笑っている。

そんな顔って…、どんな顔を私はしてるの?

やたらと顔が熱いと思う。

ミケの手が首筋を撫でるからピクリと身体が反応を示す。


「理梨は敏感な子ですか?だから彼が束縛をしたがる訳だ…。」


ミケの言葉の意味がわからない。


「ミケ…、もう止めて…。」


ミケが身体を重ねるようにして私の上に乗っている。

全身が熱くて変な気分になって来る。


「OK…、今は何もしません。その代わりに近いうちにデートをしましょう。」

「ミケとはデートなんかしないから…。」

「してくれる約束をするまで、このままですよ。」


ミケの手が私の胸の辺りを撫で始める。


「何もしないって言ったくせに!」

「何もしません。このくらいで理梨は妊娠はしないでしょ?」


ミケはただクスクスと笑っている。

額にキスをされてミケが私を見る。


「理梨はキュートです。だからもっと自分がしたい事を自由にするべきですよ。」


真面目にミケが言っている。

それは涼ちゃんだけって人生はダメだって事?

でも、涼ちゃんが居ない人生なんて考えられないよ?

ミケの言葉に迷子になる。


/388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ