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第25章 半分っこ…

「もう…、膨らんでぬるぬるだ。」


嬉しそうな涼ちゃんの声が耳元で聞こえる。

久しぶりだから緊張をする。

今年の初エッチ…？

つまらない事を考えると顔も身体も熱くなる。


「やぁん…。」

「もう…、イキそう？」


つま先に力が入りオーガニズムに備える身体が小刻みに震え出す。


「イキ…そう…。イッちゃう…。」


ぷるぷると全身が震えてお腹の奥で痙攣を感じる。


「理梨…、挿れたい…。」


涼ちゃんが頬にキスをする。

私がしてあげなければならないんだという事実を思い出す。


「えっと…、ゴム？」

「生でやらせてくれるなら、生でもいいよ？」

「それはダメ…。」


いくら卒業間際でも、結婚までのケジメを付けないとお母さん達に怒られる。


「ＶＥＲＴＥＸを無視して今すぐにでも理梨と結婚がしたいんだよ。」


そう言う涼ちゃんの股間から生える涼ちゃんのものにコンドームを被せちゃう。


「もう少しだけ我慢をして２人で頑張ろうよ。」


涼ちゃんにそう言ってみる。

本当は頑張るのは涼ちゃんだけだとわかっている。

私は涼ちゃんに何もしてあげられない子だから…。

悔しい気持ちのまま涼ちゃんの上に跨って自分の中へと涼ちゃんのものを沈めていく。


「くっは…。」


息を吐きながら、涼ちゃんの上で腰を振る。

私にはこれしか涼ちゃんにしてあげる事がないのだから…。


「涼ちゃん…、気持ちいい？」

「理梨がすげー締め付ける。すぐにイキそう…。」


イッて欲しい…。

私の中で…。

感じて欲しい…。

私は涼ちゃんがお腹の奥で擦れるたびにイキそうになってしまう。