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第29章 傍に居て…



ゆっくりと私の内腿を撫でながら私の股間を包むようにして涼ちゃんの指先が這う。


「理梨はちゃんと俺を感じる?」

「涼ちゃんにしか感じたくない。」

「俺も理梨しか感じない。」


誰もが羨む凄い人が私にだけは甘えて来る。


「だから…、挿れていいか?」

「来て…。」


コンドームを付けてあげる事にも慣れて来た。

ソファーで私を抱っこするようにして涼ちゃんが挿って来る。


「ふぁ…。」


全身の力が抜けてお腹の中だけがきゅんと締まる。


「やばい…、そんなに締め付けたらイッちまう。」


私の顔中を舐めるようにキスをして涼ちゃんがゆっくりと私の腰を揺らす。


「奥…、んぁー…。」

「理梨のその顔が好き。」


すぐにイキそうになるから自分で腰を動かすとか、まだ無理だとか考える。

いつだって涼ちゃんに甘えるだけ…。


「イッちゃう…。」

「いいよ…。」

「涼ちゃんと一緒がいいっ!」

「わかった…。」


私をソファーに寝かせて髪を撫でながら涼ちゃんが私の上で動き出す。

盛り上がった筋肉がうねる。

とても綺麗だと思う…。

そして、泣きたいくらいに優しい人…。


「イクッ…、涼ちゃん。」

「うん…、イク…。」


肩で息をする涼ちゃんが軽く呻くと私の中で涼ちゃんが脈打つのを感じた。


「愛してる…。」

「世界で理梨だけを愛してる。」

「ありがとう…。」

「なんで?」

「傍に居てくれて…。」

「俺が居たかったんだ。」


私が生まれた日から傍に居てくれた人…。

それは当たり前のようで当たり前じゃない。

絶対に失えない人…。

涼ちゃんの腕の中で、そんな思いがまた一段と強くなった。


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