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VERTEX
第4章 緊張する…



裏方でもテレビカメラがウロウロとしているから結局は落ち着いて霧島さんと会えるのは試合が終わってからになる。

私は家族じゃないから、まだ裏方のパスは貰えない。

静香さんの付き添いの名目で涼ちゃんが用意してくれるチケットを握り一般客としてアリーナの中に入場をする。

席は涼ちゃんや霧島さんが出るコーナー側でリング前の最前列。

家族用にVERTEXが用意している特等席。

リング正面のVIP席は解説やアナウンサー、主催者などが座り、その後ろには招待された芸能人やスポンサー関係者が座っている。

その1画だけは柵で囲われて警備員が囲んでいる。

入場は12時からだけどイベント開始は1時半からだから、かなりの時間を静香さんと待つ。

1時半…。

会場内の照明が消えてリングの向こうに設置された舞台の上に派手なサーチライトが輝き花火が上がる。

花火で出来た花道をこのイベントの司会者が両手に花とばかりに綺麗で色気のあるドレス姿の有名な女優を2人、腕にぶら下げて歩いて来る。

イベント開始のオープニング…。

舞台の後ろの巨大なスクリーンにはVERTEXの派手な文字が写し出されて派手な音楽が鳴り響く。


「ついに来ました!格闘の祭典VERTEX!このトーナメントを見事に勝ち抜き格闘の頂点へと駆け上がる選手達の入場です。」


司会者の台詞と共に新たな花火が吹き上がる。

格闘に興味のない私が知らない選手が次々と女優やアイドルと腕を組んで舞台へと降りて来る。

今回の試合に出る選手の紹介…。

階級や戦歴が簡単に司会者に説明をされて出て来るけれども人気順に出て来るから後半になればなるほど観客の声援が盛り上がっていく。


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