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第6章 見ないで…



半分くらいまで乾かすと涼ちゃんが聞いて来る。


「そのままにするか?編み込むか?」


私の肩までのセミロングの髪を涼ちゃんはすぐに編みたがる。


「今日はそのままでいいよ。お腹が空いた。」


さすがに私もお腹が空いて来た。

急いで髪を乾かして荷物をまとめると涼ちゃんとホテルのレストランに向かった。

モーニングビュッフェ…。

チョコレートタワーまである。

私はフルーツにヨーグルト。

パンとスープと炒めた玉子を取ってテーブルに持って行く。

涼ちゃんはウィンナーにベーコンに玉子焼き。

サラダにご飯にお味噌汁。

それに納豆まで付けている。


「そんなに食べるの?」

「理梨は食べないから大きくなれないんだ。」

「小さくて悪かったわね。」

「小さいから可愛いよ。」


ご機嫌の涼ちゃん。

ニコニコとしてご飯を食べる。

私は朝が苦手で毎朝がお味噌汁とご飯しか食べないから涼ちゃんの食欲に感心する。

減量は必要なくとも普段からの食事制限をしている涼ちゃんは朝だけは好きなようにガッツリと食べる。

練習や試合は基本的に昼からだからお昼はいつも軽くしか食べず、夜は練習後だと身体の方が受け付けずに食べられなくなる。

その分、夜はすぐに寝る。

子供体質がそのまま大人になったように見えるけど霧島さんなんかは涼ちゃんの体質が羨ましいと言う。

練習の後に必要なタンパク質だけ摂取してすぐに寝てしまう涼ちゃんはアスリートとして理想の身体を手に入れる事が出来るらしい。

霧島さんはお腹が空くと眠れない体質だから減量が必要になって困るとボヤいていた。

2杯目のご飯を食べる健康的な涼ちゃんを見てるとそういう意味では気楽だと思う。


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