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第7章 仕事だから…



涼ちゃんと入れ替わりに私もお風呂に入る。

こんな仕事はさっさと終わらせてやると気合いが入っていた。

お風呂上りは涼ちゃんが髪を乾かしてくれてからミネラルウォーターを半分ずつする。

ベッドに入ろうとすると涼ちゃんも入って来る。


「こら!あっちのベッドに行きなさい!」

「何もしないから理梨と寝る。」


いつものように私にしがみついて寝ようとする。


「狭いのに…。」

「狭くていいよ。」


涼ちゃんがキスをしてから目を閉じる。

狭いベッドで抱き合って眠る。

いつもの涼ちゃんだから安心してすんなりと眠っていた。

朝は涼ちゃんが私の髪を編み込みにしてくれる。

朝食はちょっとした騒ぎになっていた。

国崎さんが朝は弱いらしい。

ギリギリの時間に起きて来てキャンキャンと自分のマネージャーを怒鳴り散らしている。


「いつも言ってるけど朝はコーヒーだけでいいって何度も言わさないで!」


その叫び声にスタッフの人達もアタフタとしている。


「やっぱり…、あの女は嫌いだ。」


涼ちゃんが不機嫌な顔をする。

最悪の組み合わせで撮影する事になると思った。

撮影の移動にはバスとワゴン車がゾロゾロと並んで移動をする。

人はバスに乗り、撮影機材がワゴン車2台でついて来る感じ。

まずは教会での撮影だけど僅か5秒のシーンなのに準備には1時間以上かかってしまう。

涼ちゃんが真っ白なタキシードを着て髪を黒く染めている。

メイクをしてスタンバイをするとスタッフの人達が一瞬ざわついた。

国崎さんが真っ白なウェディングドレスで現れたからだった。

さすが女優というだけあって悔しいけど間違いなく綺麗な花嫁に国崎さんが変身をしている。


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