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デブオタ・キモオの鎮魂帰神
第4章 日本レジャー(株)宮ノ内家攻略
「設計課に蹴られて、暗礁に乗り上げている?」
「はい。営業では、システムの不具合なのか、機器の故障なのか。解りませんので、見積が出来ないんですよ。」
「ちょっと、PC借りてもいいですか?」
「どうぞ。」
一旦、ログアウトして、立ち上げなおす。
俺のIDとPASSでログインする。
システムに接続して解析させる。
Error446。
446を照会。
図が出てきた。
「この機器の配線を調べて、システムでも機器でもない。配線が悪いだけだから。」
課長の椅子に座らず、中腰でPCを操作した。
「これで見積できる?」
「はい。ありがとうございます。」
この図をプリントしておけば後は大丈夫だろう。
ログアウト。
立ち上げなおす。
姉貴のために、ここまでしておいた。
(やはり甘いな。)
やり遂げた感で満足していると、3課の皆が並んでいた。
離れたところに接客用のPCが。
そこに座って、PCを立ち上げる。
3課の手詰まり案件を消化していく。
(ここで判明したことがある。)
うちの物件、電気工事が悪い。
システムや機器が良くても、それらを接続する配線が悪ければ、機能に影響する大問題だ!
30件ほど扱って、機器が悪いのが1件。後は全部配線に問題があった。
「課長。今日の資料を持って、明日の朝1番で社長室に来て。それとその工事をした業者の洗い出ししておいて。」
「解りました。」
「電気工事が最悪だよ。」
「ですね。見積するのをやめましょうか?」
「そうですね。機器が悪い1件だけ見積してください。後は図面通りに仕事しているか?ですね。」
「現地で確認してもらう人を派遣して。図面どおりでないなら、業者に負担してもらおう。図面通りなら設計が悪いので、うちが負担しないとな。」
3課の課長が電話している。これから電気工事を見に行くみたいだ。
小さい電気工事屋さんみたいだ。
(そんなところは営業でないと判らないんだよな。)
帰りがけに「おたくの課長。誰かに似ているような?」
「あぁ、女優の葺原紀香ですよ。」
「あぁ、テレビか。」
「ダメですよ。課長は既婚者ですから。」
「いや、そうじゃない。誰だか思い出せなかったんだよ。名前までは知らないけど、見たことある人だなぁ?ってね。」
「はい。営業では、システムの不具合なのか、機器の故障なのか。解りませんので、見積が出来ないんですよ。」
「ちょっと、PC借りてもいいですか?」
「どうぞ。」
一旦、ログアウトして、立ち上げなおす。
俺のIDとPASSでログインする。
システムに接続して解析させる。
Error446。
446を照会。
図が出てきた。
「この機器の配線を調べて、システムでも機器でもない。配線が悪いだけだから。」
課長の椅子に座らず、中腰でPCを操作した。
「これで見積できる?」
「はい。ありがとうございます。」
この図をプリントしておけば後は大丈夫だろう。
ログアウト。
立ち上げなおす。
姉貴のために、ここまでしておいた。
(やはり甘いな。)
やり遂げた感で満足していると、3課の皆が並んでいた。
離れたところに接客用のPCが。
そこに座って、PCを立ち上げる。
3課の手詰まり案件を消化していく。
(ここで判明したことがある。)
うちの物件、電気工事が悪い。
システムや機器が良くても、それらを接続する配線が悪ければ、機能に影響する大問題だ!
30件ほど扱って、機器が悪いのが1件。後は全部配線に問題があった。
「課長。今日の資料を持って、明日の朝1番で社長室に来て。それとその工事をした業者の洗い出ししておいて。」
「解りました。」
「電気工事が最悪だよ。」
「ですね。見積するのをやめましょうか?」
「そうですね。機器が悪い1件だけ見積してください。後は図面通りに仕事しているか?ですね。」
「現地で確認してもらう人を派遣して。図面どおりでないなら、業者に負担してもらおう。図面通りなら設計が悪いので、うちが負担しないとな。」
3課の課長が電話している。これから電気工事を見に行くみたいだ。
小さい電気工事屋さんみたいだ。
(そんなところは営業でないと判らないんだよな。)
帰りがけに「おたくの課長。誰かに似ているような?」
「あぁ、女優の葺原紀香ですよ。」
「あぁ、テレビか。」
「ダメですよ。課長は既婚者ですから。」
「いや、そうじゃない。誰だか思い出せなかったんだよ。名前までは知らないけど、見たことある人だなぁ?ってね。」