この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
デブオタ・キモオの鎮魂帰神
第4章 日本レジャー(株)宮ノ内家攻略
親父に電話する。

「どうしたの?」

「昨日の話だよ。何とかパンフレットをどうにか出来ないか?」

「もう印刷終わってるよ。今日のプレゼンで使用したし。」

「えぇ!あれだけ頼んだのに、どうしてダメなんだ。」

「あのパンフレットは系列会社でないと無理なの。企業秘密だらけなんだよ。」

「ああ、わかったよ!もう、お前には、何も頼まん!」

「本人が頭下げずに、親に頼って、弟に頼むかね?情けないよ。過保護すぎるよ。」

「お前に、うちの教育を語る資格なんてない。」

「そうだよね、差別教育だもんね。成人したら、俺だけ、とっとと出て行けだもんね。」

「・・・・・」

「ピッ!」

話すことないので電話を切った。

(兄や姉には、どこまで甘いんだろ。)

社長に相談して、ダメならそれまでだな。

退社前の社長に相談。

「そんなもん、お前の采配で何とかなるだろう?小さい仕事ぐらい回せばいいんだよ。」

「えっ?いいんですか?」

「営業課長に話しておくから、明日にでも、取引先を連れて行け。そんなんで俺に相談するでない。」

「ありがとうございます。明日の10:00に営業に連れて行きます。」

「うん。解った。そう伝える。それだけか?」

「はい。ありがとうございました。」

早速、親父に電話する。

「なんだ!まだ、文句あるのか?」

「明日の朝10:00に俺を訪ねて来いって伝えて。」

「仕事できるのか?」

「それは解らんが、営業に話だけは通した。」

「ありがとうなっ。どう説明していいのか解らんかった。ちょっと保留にしておいて良かったよ。」

「じゃ、明日。」

「ありがとな。」

(なんだかんだで、俺も甘いな。)

さて、俺も営業に行って挨拶しておくか!

営業部に入ると、チラッと見られただけだった。

1課も2課も違う。3課かな?

パソコンと睨めっこしている女性課長。

「特別チームの星月です。この度は、本当に助かりました。」

「いいえ、社長から聞いています。うちの課は、小さい物件だけを取り扱っていますので、仕事はありますよ。」

「そう言って貰えると助かります。」

(この課長さん、誰かに似ているんだよなぁ~?)

「何か困りごと?」

「はい。設計課に頼んでいるのですが、今、大きなプロジェクトが動き出しているので、手が回らないと。返事があって。」

/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ