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また何処かで会いましょう
第1章 珈琲の香りに誘われて
そして申し訳なさそうに続ける。
「ごめんね。生憎今は募集してないんだよ」
「そうですか……」
残念……。
早く仕事探さないといけないのに……。
このままだと、私ホームレス人生だよ……。
「君、仕事探してるの?お名前は?」
「睦月 季美花と申します!年は19歳です!」
「そうかぁ。ふーむ」
もしかしてここで働けなくても、仕事紹介してくれるのかな?
悩んだ様に顎に手を当てるマスターを見ながら、期待してドキドキした。