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姫巫女さまの夜伽噺
第12章 夜伽噺の終わりに
伊良の脳裏が甘美な刺激に耐えられなくなる。
快楽の淵に掛けられていた理性が吹っ飛ばされ
いつの間にやら志摩の深い愛情の波に押しつぶされた。
**********
こうして伊良の夜伽噺はこれにていったん終了するのだが
まだまだ噺は続く。
なぜって、妖の寿命は、人間とは比べ物にならないないから。
私たちの全く知らないところで
知らない世界で彼らは在り続けている。
今夜も、宿屋は満員御礼。
志摩は大忙しだし、穂高はにこやかに帳簿を見ている事だろう。
そして、この宿に姫巫女として迎え入れられた伊良も
双子達に身支度されて仕事へと向かう。
その後の志摩との情事に、密やかに胸を焦がしながら。
今晩は誰のお相手かは、また次のお話にて。
快楽の淵に掛けられていた理性が吹っ飛ばされ
いつの間にやら志摩の深い愛情の波に押しつぶされた。
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こうして伊良の夜伽噺はこれにていったん終了するのだが
まだまだ噺は続く。
なぜって、妖の寿命は、人間とは比べ物にならないないから。
私たちの全く知らないところで
知らない世界で彼らは在り続けている。
今夜も、宿屋は満員御礼。
志摩は大忙しだし、穂高はにこやかに帳簿を見ている事だろう。
そして、この宿に姫巫女として迎え入れられた伊良も
双子達に身支度されて仕事へと向かう。
その後の志摩との情事に、密やかに胸を焦がしながら。
今晩は誰のお相手かは、また次のお話にて。