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第4章 調教ー志摩ー

「俺の耳に触れるな！
触れたやつはただじゃおかない！」


伊良が嫌がって間違えて触ってしまったせいで
志摩の理性の制御が切れた。


伊良の中に深く押し入れた指でもっと奥の
深いところに触れて指先を動かした。


こつん。
そんな音が体内から聞こえるかのような感覚。


「あ」


「ここが、お前の一番善がる処だ。
死ぬほどの快楽叩きつけてやる」


それが、志摩の呪禁だと気付いた時には遅く
其処をとんとんと突かれると
得体のしれない快楽が身体中を蝕んだ。


「え、待って、ダメ…あっぅ…！」


体を制御することができず
伊良は志摩に強く抱き着いて
悩ましい声を出した。


「っあ…！　あ。し、ま…ゃ…ッ」


「嫌じゃないだろ、こんなに締め付けてきて。
ほら、もっと啼けよ。
もっと欲しがって泣きじゃくって懇願しろ！」

「や、ぁっ…！
あ。っ…志摩、もうだめ…逝っちゃっ…！」


とんとん。


とんとんとん。


志摩の指が伊良の深部を押し上げる。
そのたびに伊良は甘美な声を上げ
ついには自分で腰をくねらせた。


そのお尻を乱暴に摘み
志摩は乳首に噛み付きながらその刺激を繰り返す。


伊良が絶頂する寸前で止めては
また登り詰めさせ
ついには伊良が泣きながら志摩に口づけをした。


「志摩…お願い、逝かせて…」