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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第1章 親友の報告会
湊said
コイツマジでバカ。
あの部屋が空けられない事位分かってる。
誰が使ってるかも分かってるさ・・・。
でもいい加減・・・ちゃんと・・・。
どうにかしようとしろよ??
俺がアイコスを咥え・・龍を眺めていると・・・龍はチラッと俺を見てきた。
そして・・・瑠衣を見て・・・。
「瑠衣ちゃんごめんね、・・・あの人は~・・・出て行ったんだ(笑)ごめんね・・・。」
あの人・・・。
もうそんな風に呼んでんの?
瑠衣は言葉を失ったようで・・・一瞬固まって・・・。
俺の方を見てきた。
はぁ・・・。
「お前さぁ~・・・出て行ったって事は別れたって事なの?良いのか?そんなんで~・・・・。」
俺が煙を吐き言うと・・・。
相変わらず面倒くさそうな顔をして・・・。
「うるせーなぁ~・・・。今日は俺の話は無しッ!!お前等の幸せ報告会だろ?」
また昔の面倒くさがりの龍が戻ったか。
皆も呆れた様子で龍を見てお手上げ状態。
龍はまるで他人事のように鼻歌を歌いながらアイコスを吸った・・・。