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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第6章 最後の復讐・・・それは・・・。
・・・・・・。
私は不自由な両手を前に必死で振り下ろし・・・起き上がった・・・。
はぁ・・・。
お義父さんの前でこんな格好・・・。
急いで胸を隠し・・・縛られた両手のネクタイを口で解いた・・・。
両手が解放されると・・・脚のベルトを外し・・・。
服を整えベットから降りた・・・。
お義父さん・・・。
私は・・・。
ジッとお義父さんを見つめ・・・。
「お義父さん・・・喋れますか?」
私が言うと・・・・お義父さんは私をジッと見つめ・・・・。
笑った。
??????
「あの・・・、お父さん・・・さっきごめんなさい・・・。」
さっきあんな事ッ・・・・。
私がした訳じゃないけどッ・・・。
私が言うとお父さんはまた笑って・・・。
私の手を握った。
・・・・・。
昔・・・。
幸助と結婚が決まった時・・・お父さんとお母さんと・・・和也さんに逢わせてもらった時・・・・。
お義父さんと和也さんは・・・すっごく似ていたのを覚えてる・・・。
きっと和也さんはお義父さん似で・・・幸助は・・・お義母さん似なんだって・・・思いました・・・。