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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第7章 俺が死んだ日
龍said
・・・・・・。
嘘だろ・・・。
横浜を出て・・・急いで美晴が送ってくれた住所に向かうと・・・。
2階の窓から凄い火・・・ッ!
近所の人たちが駆け付け・・・消防車はまだ到着していない・・・。
「ちょっと!!退いてくださいッ!!」
俺は人をかき分け家の門の隙間から火が出ている二階を眺めた。
消防車はまだなのッ??救急隊はッ???
皆が騒ぐ中・・・。
俺は門を開けた。
「貴方危ないッ!!今この家の息子さんに電話をしたからッ・・・」
俺を止めてきたのは70代後半のお婆ちゃん・・・。
「息子って幸助ですかっ?!」
俺が言うとそのお婆ちゃんはビックリした顔をして・・・。
「幸助さんは中に・・・私が電話をしたのは・・・次男の和也さんで・・・」
和也?
・・・・・。
いやいや・・・まさかね・・・。
俺が門を開けるとまたそのお婆ちゃんは俺を止めて来て・・・。
「和也さん職場から直ぐに向かうって言うから・・・もう着くと思うからッ!!!」
・・・・・・・。
いや待てないッ!!!
俺は門を開けて・・・。
敷地の中に入って家の方に向かって走った・・・・。