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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第9章 知らない女との生活
慎吾さんは目を見開き龍が飲んでいたビールを引っ手繰ると・・・・。
「お前ッ!!!美晴を一人置いて来たのかッ!!!!」
・・・・・。
まぁ・・・そうなるな。
龍はため息をつき・・・アイコスを出すと・・・・。
「あのさぁ~・・・皆は彼女のことよく知ってるようだけど???・・・俺は知らないんだぜ?可愛い・・・綺麗なお姉さんッ!!いきなり2人での生活を強いられて~・・・俺だってどうしたらいいか分かんないじゃんね・・・・。やることねーからやるしかないじゃん(笑)」
最低(笑)
コイツ・・・。
マジ・・・。
戻りやがった・・・。
慎吾さんは呆れた顔をし・・・・。
龍の顔を見つめ・・・。
「記憶が消えたってのは聞いてるがなッ!!!・・・美晴を傷つけて良いって事じゃねーぞッ!!記憶がなくても人の気持ちを考えることは出来るだろッ!お前男として腐りやがったなッ」
慎吾さん・・・。
良く言ってくれました!!!
「お前は暫く出入り禁止ッ!!!美晴を傷付けたらぶっ殺すぞッ!!」
ハイ正解ッ!!!
龍はそんな慎吾さんをシレっとした目で見て・・・。
煙を吐くと・・・。
アイコスを灰皿に捨て・・・。
「はいはい・・・(笑)他所行きますよ~ッ!!!」
そう言って1000円札を置いて・・・。
店を出て行った。