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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第9章 知らない女との生活
アイツ・・・。
一体何してんだよ。
記憶がないって言ったって・・・・思い出す努力はしてるのか?
電話を切って携帯を弄ると・・・。
あれから美晴ちゃんからのラインはない。
はぁぁ・・・。
自然と出てしまうため息。
今日は~・・・。
仕事きり上げて・・・あのバカに活を入れに行くか・・・。
PCを閉じアイコスを持って喫煙所に行くと・・・健二がアイコスを吸っていた。
「あ、・・・和也さん何だって?(笑)」
・・・・・・(笑)
「ん~・・・なんか龍のところ行ったら、龍がまたわけわかんないこと言って・・・和也さん美晴さんの所に頭を下げに行ったらしい・・・。」
俺がそう言うと健二はプッと吹き出し・・・。
「龍ー・・・(笑)やっと落ち着いたって思ったのにな~・・・なんかスッゲー昔の龍に戻っちゃった感じ???」
スッゲー昔の龍ね・・・・。
それはそれで面倒くさい・・・。
「少し活を入れてくる・・・・(笑)少し刺激を与えねーとあのバカは目を覚まさない・・・。」
このままじゃ・・・。
美晴ちゃんが潰れる。