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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第10章 俺じゃない
どうしたらいいか分からないの。
龍も・・・きっと悩んでる。
そう思いたい・・・。
でも・・・毎日龍を見ていると・・・。
そうは考えられないの・・・。
昨夜も帰ってきたのは2時過ぎ・・・。
何処かで飲んでいたのか・・・酔っぱらって・・・・。
香水の匂いが服からして・・・。
女の人と一緒だったのかって・・・毎日不安な気持ちに追い込まれる・・・。
でも聞けない・・・。
今の龍に・・・追及できない私は・・・。
何も気付いていないふりをして毎朝朝食を作る・・・。
1週間に一回くらい・・・。
体を求められて・・・。
それも以前とは違う・・・。
終わった後抱きしめてもくれないし・・・キスもしてくれない・・・。
ただしたいから・・・。
そういう・・・。
相手なんだって・・・。
悲しくなる。
最近は・・・あの・・・。
婚約指輪もせず・・・引き出しの中に眠っている。
龍に・・・。
逢いたい・・・・。