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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第10章 俺じゃない
美晴said
湊君の車に乗り・・・。
窓の外を見ると・・・。
龍がこっちを・・・またあの目で見てくるの。
湊君が運転席に座ると・・・。
「アイツマジでバカ・・・。放っときな・・・・(笑)」
・・・・・・。
龍に逢いたい・・・。
前の・・・。
私だけを見てくれていた・・・。
龍に逢いたいの・・・。
胸が痛くて龍から目をそらし下を向くと・・・涙が零れた。
「大丈夫・・・アイツのバカな脳に刺激を与えるだけだから・・・・。」
湊君はそう言って私の頭を撫でると・・・。
車を出した。
龍・・・・。
全て私が悪いんだけどね・・・。
そんなの・・・分かってるの。
貴方を巻き込んでしまってるだけ・・・。
でも・・・。
凄く辛い・・・。