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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第11章 情緒不安定な俺




佐藤ちゃん・・・いいな・・・。



楽しそう・・・。



私は・・・。







佐藤ちゃんはお花見会の紙を見つめ・・・・。




「この日は~・・美晴さんが早番で・・・私が遅番で・・・野木ちゃんがお休み(笑)野木ちゃんは皆が行くなら来たいって言ってましたよ」




野木ちゃん・・・とは、もともとこの店に居たスタッフさんで前店長と副店長にいじめを受け・・・最初はそのまま退職をするって言っていたけど・・・。



販売力もあるし・・・うちのブランドが好きだという事だったから勿体ないって・・・私が勝手に引き留めた・・・。




でも今は・・・3人で仲良く働いていて・・・。



本人も残って良かったと・・・そう言ってくれているから安心だ・・・。





「美晴さん早番だから~・・・もち参加でしょ~???(笑)」




・・・・・(笑)



佐藤ちゃんには・・・心配を掛けたくないから・・・。




龍との事は詳しくは話してはいない・・・。




「佐藤ちゃん・・・ごめん・・・・。」




私が声を掛けると・・佐藤ちゃんはウキウキした顔で私を見て・・・首を傾げた。




「その日・・・私ダメなんだ・・・(笑)予定があって・・・・。」







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