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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第11章 情緒不安定な俺





花見は店が閉店した後・・・江の島近くの公園で・・・。



集まったのは20人程・・・。



他のショップの奴もレジャーシートの上で酒を飲み・・・夜桜を見上げた・・・。



桜か~・・・。



去年も見たのかな。




「去年美晴ちゃんと見に来たって言ってたよな??(笑)」



俺の横で瑛大が笑って言った・・・。



・・・・・・。



そう・・なんだ・・・。



去年は美晴ちゃんと見たのか・・・。




すると・・・瑛大の脇から佐藤ちゃんが顔を出して・・・。




「確か・・・(笑)美晴さんを救出した直後にさ~・・・見に行ったってッ!!美晴さんに聞いた・・・鶴岡八幡宮に行ったって(笑)」



・・・・八幡様か・・・。




1年前は・・・ラブラブだったのかな・・・。




「あの頃さ~・・・お前は美晴ちゃんをモール内で見かけると直ぐ追いかけて行ったり~・・・(笑)シフト美晴ちゃんに合わせて早番ばっかやって一緒に帰ったり???結構べた惚れだった・・・(笑)」




瑛大は笑いを堪えるようにして言う・・・。




そんなにッ???(笑)




「そうそう(笑)(笑)何かにつけてうちの店覗いてさぁー・・・美晴さんが居ると入って来て???いつもいつも追いかけてて・・美晴さんも嬉しそうだったな~・・・。」




嬉しそうッ???




そんなストーカーみたいなのがッ????(笑)





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