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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第11章 情緒不安定な俺




俺等が話をしていると・・・。



「おつかれでーーす(笑)ビールどう???」



缶ビールを持ってきて俺の後ろから顔を出してきたちょっと派手めな女・・・。




「あ~・・・どーーも!!」




俺がそれを受け取ると・・・。




女は笑って髪をかき上げ・・・・。




「あっちライトアップされてて綺麗なの、行かない???(笑)」




・・・・・・・。




俺はビールを開け・・・。




「んーーー・・・あっち~???」




振り返ると・・・あまり人気がない場所。




女の顔を見ると・・・ニッコリ笑って・・・。




「ちょっと話さない???(笑)」



・・・・・・。



俺はビールを一気・・・。




そして空の缶を瑛大に渡し・・・。




「ごめん!!やっぱ俺帰るわッ・・・彼女待ってるからッ!!!」




そう言って立ち上がると・・・。




佐藤ちゃんが顔を上げて・・・。




「えっ?!美晴さん家に居るのッ????」




ヤベ・・・(笑)




「さっき着いたみたい(笑)連絡来てたからさ~・・・俺帰りまーーす!!!」





なんか・・・。




こんな所で・・・。




彼女を家に置いて




桜見てる場合じゃないような気がした・・・・。









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