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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第11章 情緒不安定な俺
美晴said
あーーあ・・・。
私は一人で飲めないお酒をチビチビ飲みながら・・・。
携帯でこの近くのマンションを探していた・・・。
もう・・・。
結構限界だったの。
龍の顔色伺って・・・生活することが・・・。
一回離れて生活することも・・・必要なのかなって・・・。
グダッとソファーに横になりながら部屋着で携帯片手に・・・私ってスッゴイだらしない・・・・。
まぁいいや。
誰もいないし・・・。
今日もきっと龍は遅い・・・。
なんか・・・。
昔の幸助との生活を思い出してしまう・・・。
結婚とか・・・。
皆こんなもんなのかな・・・。
旦那様は・・・毎日家に帰るのは遅くて・・・外で飲んでて・・・。
会話も無くなって・・・。
たまにするセックスも・・・事務的・・・。
気持ちいいし・・・。
イケるから・・・文句は言えないか・・・・。
・・・・・(笑)
「ふふ・・・(笑)」
なんか笑えてくるな~・・・。
私って・・・。
欲張りなのかな。
笑いながら涙が出て・・・
携帯を持ったまま・・・目を閉じた。
今夜も・・・。
龍に逢いたい・・・・。
毎晩・・・そう願います・・・。