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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第2章 2人の悲劇の始まり
お兄ちゃんの話によると・・・。
最近近所で不審者を見かけたという話があって・・・。
しかもそれは・・・お兄ちゃんの家だけを狙ったもの・・・。
あの民宿だけの周りをウロウロする人物が居たと近所の人達が良く見かけたという話し・・・。
不審者・・・。
『俺と鈴江は火事後の片づけがあったり・・・色々今後の事を考えなくてはならない・・・。』
「うん・・・でも泊まる所とかは大丈夫なの???」
私が言うと・・・。
『あぁ、・・・(笑)自治会長さんが暫く家に居てくれていいと言ってくれていて・・・しかしうちだけを狙った不審者の件もあるし・・今後・・・警察とやり取りをしたりで俺等も忙しいし・・・。何より・・・・。』
・・・・・・。
『母さんと・・・子供たちが心配だ・・・。』
・・・・・・。
「うん・・・そうだよね・・・。ね、・・何か私が出来ることない??事情を言えば有休ももらえるし・・・」
お母さんと・・子供達3人・・・。
心配だよね・・・。
『そこで・・・美晴と龍に頼みがあって・・・。』
・・・・・・・。