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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第14章 違う人と過ごす夜・・・。
一緒に居て・・・嬉しいし・・・。
でも・・・和也さんに逢ってたって思うとスッゴイ嫌だったり・・・。
そういう時・・・直ぐに態度に出し・・・嫌な顔をして・・・。
でも・・・。
その度に美晴ちゃんと喧嘩になって・・・泣かせて・・・・。
「俺は・・・きっと彼女を喜ばせることができない・・・・。」
水を飲み・・・そう言った・・・・。
自信がない。
蒼太さんは俺の顔をジッと見つめ・・・・。
「何で?・・・・あんなに仲良かったのに・・・・。」
蒼太さん・・・そんな顔しないでよ・・・・。
俺は・・・。
そんな器が大きな男じゃない・・・。
「・・・情けないわ・・・。龍・・・情けない!!!私そんな風に貴方を育てた覚えはないわよッ???」
えっ・・・。
そこに突っ込む間もなく・・・。
蒼太さんはグイッとバカ力で俺を引き寄せ・・・・。
「いい?・・・昔なんてどうでもいいのッ!!今どうなのッ??好きなの?嫌いなの???」
・・・・・・・。
「好きだというならね・・・そんなウジウジしてないでッ!!・・・好きだから一緒に居てくれって・・・それだけで良いじゃないッ!!!」
・・・・・・。
「兄弟揃って大事なところでコケるんだからッ!!!!」
えっ・・・・・。