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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第20章 他人になった俺等
龍said
慎吾さんの店を出て・・・俺はマンションに帰るわけでもなく・・・。
海で缶ビールを開け・・・ザザーーンと音を立てる波を眺めながらアイコスを吸った。
あ~・・・・あ。
正直・・・先月・・・・
彼女が出て行ってから・・・。
殆ど話はしていない。
館内で逢っても・・・あの人は・・・俺を見てくれないんだ。
「はぁぁ~・・・・。」
ため息をついてそのまま寝転がると・・・。
意外と綺麗に見える星・・・・。
今日は・・・結構見えるな。
星・・・。
目を瞑って・・・あの人の笑顔を思い出すんだ。
何が好きだった?
彼女のあの笑顔は・・・・。
どんな時見れた???
また・・・。
見てーな・・・・。
あの人の・・・可愛い笑顔・・・・。