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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第20章 他人になった俺等
龍said
別れたか・・・別れてないか・・・。
それは分からないけど・・・。
美晴ちゃんにしつこくするなッ!!!!
俺は美晴ちゃんの腕を掴んだまま会議室を出た・・・。
「あの・・・あの・・・//////」
また久々・・・普通に声を聞いた・・・(笑)
会議室を出て非常階段の方まで行くと・・・・。
「龍ッ・・・」
あ・・・。
名前呼んだッ!!!
美晴ちゃんの腕を離し・・・。
振り返ると・・・。
美晴ちゃんは掴んでいた部分を自分で触って・・・。
「あの・・・何????」
・・・・・・。
何・・・かぁ~・・・。
まぁそうだよな・・・。
俺は頭をかき・・・。
「あのさ・・・。花見だとか・・・そういうのは・・・口実でさ・・・。」
そんなの口実・・・。
俺は・・・。
君を・・・。
誰かに取られたくなくて・・・。
それって・・・。
やっぱ・・・。