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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第2章 2人の悲劇の始まり
晴夫said
翌日早々に警察が燃え後から色々調べ・・・。
俺と鈴江は警察署に居た。
「やはり火元は倉庫ですね~・・・。ガソリンをまいた形跡があって・・・家の前に急いで逃げたような車のタイヤ痕がありましたので・・・」
やはり放火か・・・。
俺と鈴江は顔を見合わせため息・・・。
刑事さんは俺等の方に顔を近づけ・・・。
「近所で不審な男を見たという証言があったのですが・・・・ご主人は見た事ありますか???」
・・・・・。
最近近所で不審な男が・・・。
うちの周りをうろついているのは俺も目にしていた・・・。
でも・・・。
まさかな・・・。
そう思いたい一心で・・・その時は・・・俺は何も言わなかった・・・。
「近所で見たという証言が・・・。多分30代位で少しやせ型・・・帽子をかぶってマスクをしていたと・・・。やたらとお宅を覗いたり家の前を何度も通ったり・・・道路を挟んで反対側の海岸から見ているをの目撃したという話しが結構あったんですが・・・心当たりは???」
心当たりか・・・。
「すいません・・・今・・・・少し頭が混乱していまして・・・少しお時間を頂いても良いですか???」
俺がそう言うと・・・刑事さんは何度も頷いて・・・。
「わかりました(笑)・・・でも何か思い出したりしたら直ぐに仰ってくださいね・・・。」
・・・・・・・。