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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第24章 世界一寂しがり屋のS男
女将said
実は・・・。
高梨様が予約をして頂くちょっと前に・・・。
東京の堂本様からお電話を頂いたの・・・(笑)
その電話は・・・。
この旅館に、如月幸さんという従業員はいますか?という確認・・・(笑)
実は・・・。
堂本様は昔から良くご家族でご利用いただいているお得意様・・・。
最近祐司さんも祐一さんもお忙しいようでお父様と一緒には居らっしゃらないけど・・・。
未だにうちの夫・・・まぁうちの社長でもある三郎さんと釣り仲間であるお父様祐蔵さんは良く居らっしゃるから・・・・。
私は素直に・・・。
「如月幸はうちの仲居として働いてますよ(笑)」
そう答えたら・・・。
堂本様の会社で働く若い方がうちに予約の電話をすると思うから・・・。
彼女にその担当をして欲しいと言う・・・そういうお願い(笑)
もしかしてッ!!!!
幸ちゃんのお母さんである香ちゃんに聞いていた・・・。
以前幸ちゃんと一緒に香ちゃんのお見舞いに来たという・・・イケメンじゃ・・・って、勝手に想像し・・・(笑)
即OKをした私(笑)
そしてそして・・・今日高級車から出てきたのは~・・・。
スッゴイ・・・格好いい・・・。
高梨様・・・。
私の予想通り幸ちゃんはその姿を見ると固まって・・・顔を真っ赤にしたのよ(笑)