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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第24章 世界一寂しがり屋のS男
モタ子はやっと俺の荷物を持って部屋に案内してくれる・・・(笑)
趣があるロビーを抜け・・・古ーーい廊下を歩き・・・。
窓の外の中庭を見て・・・。
「こちらは・・・昔2階が無かった時代にこの建物が皇室の方の御用邸として使われていました時の庭園をそのまま残しております・・・・」
棒読み(笑)
「ふーーん(笑)部屋は2階なんですか???」
俺が聞くと・・・。
モタ子は一回脚を止め・・・。
「はい・・・(笑)貴賓室は全て2階にございまして・・・奥にエレベーターもございますので・・・・。」
ふーーん・・・・。
ここからも海が見えるのに・・・2階はもっと見えるのかな・・・・。
赤いじゅうたんが引かれた階段を上り・・・。
一番奥の部屋の方に行くと・・・・。
「こちらが高梨様のお部屋でございます・・・・(笑)」
ふーーーん・・・。
振り返ると・・・。
人の気配なしッ(笑)
「あの~・・・ここ・・・今日他に誰か泊まってるの???」
誰も居なさそう~・・・・。
すると・・・。
「2階は高梨様のみで・・・(笑)明日からは何組かいらっしゃいます・・・・」
今日は俺だけッ?!(笑)