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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第30章 龍と美晴
一緒にマンションを出るのは9時過ぎ。
前みたいに手を繋いで・・・お互いの顔を見て笑うの・・・///////
「明日の休み~・・・千葉に行く???(笑)」
・・・・・////////
「あ、・・・お兄ちゃんの所???」
私が龍の顔を見て言うと・・・龍は笑って・・・・。
「そう(笑)晴夫さんやお義母さんにも心配かけたし・・・・・」
・・・・龍・・・・//////
「後、民宿の再建の件も気になるし・・・・(笑)」
そう・・・。
あの後、お兄ちゃんとも鈴江さんやお母さんとも何度か電話で話したけど・・・・。
鈴江さんは千葉の海は大好きだけど・・・・。
またあの人が来るんじゃないかと・・・・。
その事を思うと胸が痛くなる。
全て私が巻いた種・・・・。
皆に迷惑を掛けているのは・・・私・・・・。
少しうつむき・・・胸を抑えると・・・。
龍はつないでいる手をまたギュッと握り・・・・。
「美晴・・・(笑)・・・そんな顔しないで???」
・・・・・・・龍。
龍はニコッと笑って・・・。
「千葉の家の事も・・・(笑)チビ3人の事を考えて~・・・皆でどうすることが一番いいか考えよう・・・・(笑)」
龍は・・・。
私の家族の事も・・・ちゃんと考えてくれるの・・・・。
私は龍の腕に顔を付け・・・。
「ありがとう・・・(笑)」