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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第3章 不審者・・・それは。





晴夫said



陸は昨日話すようになり・・・。



今日退院。



荷物を纏め鈴江と一緒に陸を挟んで手を繋ぎ病院を出た。



「陸ーー・・・(笑)もう直ぐミーちゃんと龍兄ちゃん来るぞ??お前龍と駆けっこの競争するって前言ってただろ??」




俺が言うと陸は顔を上げて・・・。



「龍兄ちゃんー・・・元気かな?」



・・・・・・。



「きっとスッゲー元気だッ!!(笑)」



陸は龍にあったあの日から龍の大ファン・・・(笑)



不思議だな~・・・。



幸助には懐かなかったくせに・・・(笑)



本当・・・子供って正直だな・・・。




鈴江は笑って・・・。



「美晴ちゃん達もうすぐ着くって(笑)何処に行けばいいかってライン来てたよ~・・・(笑)」



あ・・・。



そうか!!



家がない今・・・。



俺等は昨日から自治会長さんの家にお世話になっている・・・。




「取りあえず皆会いたいだろうし・・・。一回会長さんの家にお邪魔させてもらったら???(笑)」



鈴江は笑って言った。



自治会長夫婦はもう70歳近く・・・。



子供たちが皆東京に出て行ってしまいデカい家に夫婦だけで暮らしているためうちの子供たちを可愛がってくれていて・・・。



お袋とも年が近いせいか仲良くしてくれている。



まぁ・・第二の親みたいなもんか・・・。



「美晴と龍を紹介するがてらそうするか・・・(笑)」







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