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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第3章 不審者・・・それは。

嘘・・・・。
頭が真っ白になった。
嘘。
体が・・・。
動かない。
すると・・・。
お兄ちゃんは私達の顔をジッと見つめ・・・。
「ここ最近な・・・アイツに似た奴が・・・この辺をうろついてた・・・ただそれだけの話だ。アイツがやったという証拠はない・・・。」
・・・・・・。
そんなっ・・・。
私・・・。
手が震えて・・・その手を龍が・・・ギュッと握ってくれた。
どうしよう・・・。
私・・・。
凄い迷惑を掛けてる・・・。
どうしよう・・・。
ガタガタと手を震わせると・・・。
「龍君・・・(笑)・・・美晴を・・・海に連れて行ってやって・・・」
お母さんが私の太ももに手を置き・・・。
そう言った。

