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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第3章 不審者・・・それは。
縁側から美晴と一緒に靴を履くと・・・。
庭でしゃがみ込んでいたリー君が俺等をジッと見つめた。
俺が笑って・・・。
「陸~・・・(笑)・・・駆けっこするか?」
そう言うと・・・。
やっと笑って・・・。
前みたいに走ってきた・・・。
「龍兄ちゃん・・・・。一緒に行って良い?」
・・・・・・。
美晴もリー君の目線に合わせしゃがみ・・・・。
「海・・・一緒に行く?」
そう言って頭を撫でると・・・。
リー君は美晴にギュッと抱きつき・・・。
「行く・・・・。」
・・・・・(笑)
下のチビ2人は直ぐに家に上がってお菓子を食べだし・・・。
俺等は振り返って皆に手を振って・・・。
3人で手を繋ぎ家を出た。
リー君を挟むようにし手を繋ぐと・・・。
美晴は少し嬉しそうにリー君を見て笑った・・・。