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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第41章 神様の贈り物
陸と一緒に奥の洗面所に行くと・・・鈴江が下を向いて口を漱いでいた・・・・。
「お・・・おい・・・。お前大丈夫か???お袋は???」
俺が声を掛けると・・・鈴江はタオルで口を拭き・・・・。
「ん・・・うん・・・(笑)・・・あ、お義母さんね・・・奥さんと一緒に道の駅行った・・・(笑)」
あ・・・そうか・・・。
お袋・・・なんかそんなこと言ってたっけ・・・。
俺はゆっくり鈴江の肩を掴み・・・。
「お前何処か悪いのか???病院行くか?」
そう言うと鈴江はチラッと・・・陸と会長さんの顔を見て・・・・。
「お父ちゃん・・・ちょっといい???」
??????
まさかコイツ・・・・
なんかスッゲェ大変な病気とかッ???
俺は鈴江に引っ張られてすぐ横の和室に入った・・・。
おいおい・・・。
なんか悪い病気なのか??・・・俺が苦労を掛けてるからかッ???
やっぱいつまでもこんな生活をして居るからか????
鈴江は和室の扉をパタンと閉め・・・・。
ゆっくり俺の顔を見て・・・・。
「父ちゃん・・・・どうしよう・・・私・・・・・」
・・・・・・。
止めてくれッ・・・変な・・・大きな病気とか・・・。
そんなの・・・ッ・・・・。