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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第41章 神様の贈り物
もしかしたらやっぱ・・・。
あの火事がストレスで・・・とか・・・。
あ~・・・でもあの・・・幸助もまだ野放しだし・・・。
そういう恐怖とか・・・・。
はぁ・・・。
こんな事になるなら俺・・・さっさと引っ越しすりゃよかった・・・。
「父ちゃん・・・私・・・・。」
聞きたくないッ・・・。
俺は顔を背けた。
鈴江は俺の腕を掴み・・・・。
「・・・・・・したの・・・・。」
・・・・・・・。
へ・・・???
目を見開き・・・・鈴江の顔を見ると・・・・。
鈴江は俺の目を見つめ・・・・。
「私・・・妊娠したかも・・・なの・・・・」
・・・・・ッ?!
えっ・・・・。
「父ちゃんどうしようッ!!!!!//////////」
ぇええっ・・・・。
どうしようって・・・・
「こんな時に・・・妊娠なんてッ・・・・////////」
何言ってやがるッ!!!!
俺は鈴江を抱き寄せ・・・・。
「こんな時だからだろ・・・(笑)・・・・嬉しい幸せな事だ・・・・。」
家族が増えるのは・・・。
幸せな事・・・。
「でも・・・父ちゃん・・・。」
鈴江は俺の腕の中で・・・不安そうな声を出した。
・・・・・・。
「私・・・この土地に居るのが・・・不安なの・・・・。」
・・・・・・。