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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第42章 サプライズな出来事
龍side
最後のお客様が試着をし・・・。
手が空くと直ぐに瑛大の元へ・・・。
「美晴もう帰った?」
俺が言うと瑛大は笑って・・・・。
「ケーキ取って帰るって・・・(笑)俺接客代わろうか??今から行けばまだレストランに居るんじゃない?」
・・・・・・・。
そう・・・そうだよな。
何かあってからじゃ遅いし。
「悪い・・・ごめんな・・・。」
瑛大に申し送りをし急いで荷物を持ってケーキを予約しているお店の方に走って行った・・・・。
朝体調悪そうだったしな・・・・。
でも昼間に見かけたときは・・・顔色も良くて元気に接客していた・・・。
疲れがたまったかな???
レストランのケーキの売り場に向かうと・・・・そこには美晴の姿はなかった。
ケース越しに立っている店員と目が合うと・・・・。
その店員さんはニッコリ笑って・・・。
「奥様なら2.3分前にお帰りになりましたよ???(笑)逢いませんでした???」
・・・・・・。
そ・・・そっか!!!
「ありがとうございますっ(笑)」
奥様って良い響きッ!!!!
俺はそんな事を思いながらまた出口の方に向かい・・・携帯を出して美晴に電話を掛けた。