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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第43章 永遠のさようなら。
店に行くと、店内は少しお客様がいる位で少し落ち着いていた・・・。
私が龍に見送られて中に入ると・・・。
佐藤ちゃんと野木ちゃんは接客中なのに・・・(笑)
私の方をジッと見つめ・・・心配そうな顔をした・・・。
裏に荷物を置きコートを脱ぐと・・・。
「美晴さんッ・・・あのっ・・・・」
佐藤ちゃんが勢いよく入ってきた(笑)
「あ・・・、佐藤ちゃん・・・急なシフト変更ごめんなさい・・・。対応してくれてありがとう(笑)」
IDを首から下げて言うと・・・。
佐藤ちゃんは首を横にブンブン振って・・・・。
「あのぉっ・・・//////////」
・・・・・(笑)
バックヤードから顔を出し店内を覗くと・・・。
お客様はもう居なかった・・・。
「野木ちゃん・・・ちょっと良いかな???(笑)」
私が手を招くと・・・野木ちゃんも直ぐに走って来て・・・。
「美晴さんッ・・・体の方はッ・・・てか昨日は大丈夫でしたッ????」
・・・・・・。
私はレジカウンターの中に入り・・・。
「先ずは・・・昨夜は2人にも心配を掛けてしまってごめんなさい・・・。私の不注意でみんなに迷惑を掛けてしまった・・・本当にごめんなさい・・・。」
私が・・・。
ちゃんと気を付けていたら・・・。
あんな大ごとにはならなかった・・・・。
「やだぁ・・・美晴さんッ!!昨夜の事は美晴さんは何も悪くないですよッ!!!」
佐藤ちゃんが私の肩を抱きそう言ってくれる・・・。
「そうですそうです!!あの男が血迷ったんでしょッ??美晴さんは被害者ですよッ!!!」
野木ちゃんもそう言って拳を握った・・・。
「ありがとう・・・(笑)・・・でもね、皆のお陰で・・・怪我もなく・・・無事でした・・・。佐藤ちゃん瑛大君に後で私からもお礼を言いに行く・・でも佐藤ちゃんも瑛大君と約束してたのにごめんね・・・。」
佐藤ちゃんは首をまたブンブン横に振った・・・。